スーパーで商品のバーコードを貼り替えた人が逮捕されたとの報道!?

1 報道の概要

スーパーで商品の値札のバーコードシールを、別の安い商品のものと貼り替えるなどして、セルフレジで会計しようとして逮捕されたという事案が多く報道されています。

これが犯罪であることは間違いないが、報道によっては、窃盗罪で逮捕というものや、詐欺罪で得逮捕というものなどで分かれています。

なぜこのようなことが起こるのかについて、検討してみます。

 

2 店員がいるレジでの会計

現在のようにバーコードが普及する前にも、このような違法行為は多発しています。

安い値札に付け替えたり、他の商品の半額シールを貼り替えたりした商品を、レジの店員のところに持っていく犯罪です。

この場合は、店員をだまして商品を得ているということで、詐欺罪が成立するとされています。

 

3 セルフレジの場合は?

これに対し、バーコードを貼り替えて、店員のいないセルフレジを利用する場合には、等に人をだまして商品を得ているとは言えない。そこで、普通の場合の詐欺罪は成立しません。

もっとも、このようにコンピューターをだまして商品を持ち出す場合に対応するために、電子計算機使用詐欺罪という犯罪もでてきました。

セルフレジでのバーコード付け替え犯罪に対して、電子計算機使用詐欺罪ということで有罪とされた事例もあります。

 

4 なぜ窃盗罪とするのか?

一方、多くの事件では、このようなセルフレジでの商品持ち出し行為を、窃盗罪として処分しています。

確かに、正当な対価を支払わずに商品を持ち出しているので、窃盗ということで間違いないです。

しかし、ことさらこのような場合を想定して、電子計算機使用詐欺罪という犯罪を規定したのに、なぜ窃盗罪として処分するのか疑問が生じます。

 

5 窃盗罪と不起訴処分

これは、詐欺罪の場合は罰金刑が無いので、事実上使いづらいという理由があるためです。

詐欺罪ということになると、公訴提起して正式裁判とするか、不起訴とするしかないです。一方窃盗罪ということになると、罰金刑で終わらせることが可能となります。

そこで、多くの事案において、バーコードを付け替えてセルフレジを使う犯罪の場合は、窃盗罪とされています。

逆に言うと、窃盗罪とされることで、不起訴処分としてもらうためのハードルは、かえって高くなっているということもできます。

不起訴とするためには、しっかりとした弁護活動が必要となってきます。

 

6 詐欺件や窃盗罪を起こした方は、すぐにご相談ください

弊所では、多くの詐欺事件や窃盗事件を扱っています。

被害者との示談交渉、病的な犯行の場合の入院、親族との連絡、検察官との交渉まで、あらゆる面でサポートをさせていただきます。

 

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