リベンジポルノ
リベンジポルノ法は、正式には、 「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律 (しじせいてきがぞうきろくのていきょうとうによるひがいのぼうしにかんするほうりつ)と言います。
「私事性的画像記録」というのが、いわゆるリベンジポルノを意味するわけです。 リベンジポルノの問題は、例えば別れた恋人の性的写真や映像などを、 ネットなどにさらすような事態です。
海外でも問題になり、規制法ができていました。
日本でも、リベンジポルノの問題に対処するため、法的規制がなされたのです。
リベンジポルノ法で禁止されるのは、リベンジポルノをネットなどで公表したり、不特定多数の人にばらまく行為です。 これに対しては、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金という刑罰が規定されています。
さらにそれだけではなく、リベンジポルノをネットで提供するといったように、特定の人に提供するだけでも犯罪として処罰される可能性があります。
こちらは、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金が刑罰となります。
ただ、リベンジポルノ法の罪は、親告罪とされています。
つまり、被害者の告訴がなければ、処罰されないということです。
このような犯罪を犯した場合は、被害者に対してい真摯に謝罪し、相応の賠償金を支払い、告訴を取り下げてもらうことが大切になります。
当事務所では、リベンジポルノ法の案件も複数取り扱っております。
問題が生じた場合は、まずはご相談いただければと思います。