同性愛者の児童買春で、自首と示談により不起訴となった事例
罪名:児童買春
期間:8ヶ月
最終処分:不起訴
事件からご依頼まで
同性愛者であるご相談者様が、アプリを使って、18歳未満のAさんと自宅で買春をしてしまいました。そして、アプリ上でAさんのアカウントが削除されてしまい、不安になって、当事務所に相談にいらっしゃいました。逮捕・報道の可能性もあるため、自首をすることにしました。
弁護活動の流れ
相談日のうちに、所轄の警察署に連絡をし、自首の意向があることと、訪問の予約をしました。その後、被害児童であるAさんが18歳未満であったことが警察でも確認でき、本格的な捜査が始まりました。しかしながら、弁護活動の甲斐あって、逮捕や報道はされませんでした。
なお、この事件は、余罪はなかったため、このAさんの件だけで書類送検されました。
書類送検後、検察官の取次ぎもあり、Aさんの親御さんと示談をすることができ、無事不起訴となって事件が終了しました。
弁護士からのコメント
児童買春は、被害児童の補導やサイバーパトロールによって発覚することが多く、また逮捕の可能性も高い案件です。しかも同性愛者となると、世間の耳目を集める案件ですので、逮捕の際に実名報道がされる可能性も高いところでした。
しかしながら、自首を選択し、逮捕を避け、示談によって無事不起訴を獲得することができました。