地方からの出張で気が大きくなり起きてしまった盗撮事件
罪名:盗撮(迷惑行為防止条例)
最終処分:不起訴
解決までの期間:約4か月
横浜に出張中に盗撮
出張中に、何となく気が大きくなり、犯罪行為を行ってしまうことがあります。
地方から横浜に出張中に、駅のエスカレーターで盗撮行為をしたということで、逮捕された事例です。
幸い勾留には至らず釈放されましたが、横浜の警察での対応などが必要ということで、当事務所に依頼されました。
遠方の依頼者との意思疎通
自宅の側の弁護士に依頼するのが通常です。何かあったときにすぐに事務所に行き、相談ができるからです。
ただ、本件では、警察や検察との対応、横浜近辺の被害者との示談などがあるので、犯行場所の弁護士に依頼されたわけです。
離れているので、意思疎通には特に気を使い、メールや電話でこまめに依頼者に報告していきました。
検察での取り調べをしないで不起訴処分
本件は、事件が検察庁にいったのち、検察官と面会し、本人を呼ぶのは最後にしてもらいました。
被害者の情報を検察官から聞き、無事に示談もできました。
本人の反省と合わせて検察官に報告し、被疑者を取り調べることなく、不起訴処分としてもらえました。
遠方の依頼者に、できる限り負担をかけずに解決した事案として、記憶に残っています。