被害者の心を動かした妻の謝罪文

解決期間:およそ10日間
最終処分:不起訴
依頼者:妻

 

妻からの依頼

夫が昨日痴漢で逮捕されたと、奥様から連絡があり奥様から連絡がありました。何がどうなっているのかわからないので、取りあえず主人と会ってきて、情報を教えて欲しいとのことでした。そこで、その日の内に、警察署にご主人の接見に行き、事件について詳しく話を聞きました。痴漢をしてしまったのは間違いないとのことでした。その日のうちに、正式に弁護の依頼を受けました。

 

被害者は怒っている

警察に確認したところ、被害者側は、相当怒っているとのことでした。ひとまずご本人と奥様に、謝罪文の作成と賠償金の準備をお願いしました。怒っている被害者が、会ってくれるのか、示談に応じてくれるのかはわかりませんが、できるだけ早手回しで準備する必要はあります。

 

勾留の決定

翌日、再度警察に確認したところ、事件を検察庁に送ったとのことなので、早速検察庁に連絡を取り、担当検事を確認して、面会の約束を取り付けました。検事との面会では、家庭や仕事の事情を説明して、勾留をせずに在宅にて捜査を進めるよう要請すると共に、示談交渉を行うために、被害者に弁護人限りで連絡先を教えてもらえないか確認するよう要請しました。その日の内に、検事から、被害者が弁護人限りでの連絡先の開示に了承したとのことで、被害者の連絡先を教えてもらえました。しかし、やはり勾留は請求するとの説明があったのです。裁判所も検察官の勾留請求を認め、10日間の勾留が決定しました。

 

勾留を争うのか

勾留の判断を争うというのも一つの考えです。しかし、本件では早い段階で被害者側の情報を教えてもらっています。勾留を争うよりも(争っても、認められる可能性は必ずしも高くはありません)少しでも早く示談交渉をすることにしました。早速、被害者に連絡を取り、謝罪の気持ちと、賠償金の支払いについてお話ししました。

 

被害者の怒り

被害者の方は大変お怒りで、謝罪を受け入れるつもりなど全くないとのことでした。そこで、お怒りは当然としても、同じ女性として苦しみながらすまなく思っている、被疑者の妻の謝罪文だけでも見てもらえないか説得し、最終的に了解してもらいました。今はまだ弁護士にも会いたくないということでしたので、弁護士限りということで教えていただいた住所に、奥様から預かった謝罪文を速達で郵送したのです。

 

被害者からの連絡

これらの状況については、ご本人と奥様に逐一ご報告いたしました。被害者の方から連絡がないと焦りますが、急かすようなことをすると逆効果ということで、それ以上の連絡はしばらく我慢したのです。すると、2日後、被害者より、奥さんの謝罪文を読んで同情したので、謝罪を受け入れる考えであるとの連絡が来たのです。

 

被害者との面会

早速被害者の都合の良い時間にお会いして、損害賠償のお話など致しました。会って頂いたとはいえ、なかなか簡単には話は進みません。しかし、2回ほど会う中で、最終的に一定の金額をお支払することで、犯人に対してのこれ以上の処罰を望まないという示談を結ぶことができました

 

被疑者の釈放

示談ができ、被疑者を許すと言ってもらえたことから、検察官と交渉し、不起訴処分とするとともに、早期の身体解放を求めました。翌日検察官より、被害者の意思確認もできたので、不起訴にするとの連絡が来きて、その日の内に本人は不起訴処分により、逮捕から9日目にして釈放されたのです。

 

社会復帰

幸い本件は新聞報道等されておりませんでした。会社に対しては、急病によりしばらく休むと連絡をしていたところ、全部で9日間の欠勤だけで済んだので、何とか会社でも問題にならずに済みました。大変お怒りだった被害者が、奥様の謝罪文で心を動かしてくれたことが記憶に残っている事件です。

 

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