出会い系サイトで淫行を繰り返した自首事案

罪名:迷惑防止条例(淫行)+児童買春・児童ポルノ禁止法(児童ポルノ作成)

解決までの期間:約5ヶ月

最終処分:不起訴+送検無く保留

 

家族に内緒の火遊びを・・・

うちの事務所では淫行などの事案も多く取り扱ってきており、電話相談も多いです。

これもそんな相談の一つです。

曰く、「結婚しているが、出会い系サイトで会った相手複数人と性交渉している。その相手は18歳未満も多いが、写真とか動画も撮っている」ということです。

 

家族にどうしても内緒にしたいということで自首をおすすめしました。 というのも、弁護士を伴い自首をすれば、この案件の場合には、家族が身元引受人にはなることも、また逮捕されて報道されることもないと考えられたからです。

しかし、詳しい事情を聞かないと断言はできないため、事務所の来訪を促しました。 事務所で詳しい話を伺いました。 4,5人くらいしており、どれも買春ではないですが、ここまで数が多いと、全部立件されたら罰金にはなるかもしれません。

 

家族にバレる可能性は少ないだろうと回答はしたのですが、ご本人は、「どうしても家族に知られたくない、その不安な気持ちから離れられない」ということで、相談のみとなりました。

 

勇気を出しての自首

相談から1週間後、ご本人から再度電話がありました。 「逮捕されたら、家族に迷惑がかかる。報道されたら、家族を泣かせることになるかもしれない。家族にはできる限り迷惑をかけたくない。なので、自首をしたい。」ということでした。

そこで、自首をするということになりました。

 

複数件あったので、どの警察署に自首をするのか悩み事でしたが、自宅から離れた警察署にすることとしました。

自首自体はスムーズに進み、何回か警察に行くことはありましたが、逮捕されることも、家族が身元引受人になることもありませんでした。

 

不透明な結果

このようにして警察の捜査も進んでいったのですが、過去のこともあって、立件しようとしているのは2人に対する淫行と児童ポルノ作成ということになりました。

しかし、1人については捜査が進んでいるものの、2人めについては誰か特定できず捜査が進みません。 そこで、1人についてだけ送検されることになりました。

 

検察官も余罪があるということで処分をどうするか考えていましたが、弁護士から「自首したことを重視して欲しい、買春のように対価性がない」などと説得することで不起訴ということになりました。

問題は2人めです。 こちらについては、理屈上、見つかったら捜査が続くことにはなりますが、現状では保留ということになってます。

このように、些か不透明ではありますが、家族に知られることなく、一段落はついたのです。 仮に2人めが見つかったとしても、家族にはバレず、捜査が続けられるでしょう。

 

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