自動車窃盗の自首案件
罪名:窃盗
依頼者:本人
最終処分:不起訴
酔って、自動車を乗り捨て
本件は、酔っぱらった被疑者が、鍵のついていた自動車を勝手に運転士、途中で乗り捨てたという事件です。 翌日になって、自分のしたことを思い出した被疑者が、当事務所に相談にこられました。
すぐに自首をするのが一番の対応
このような事案の場合、被疑者が特定されたら、まず間違いなく逮捕されます。 逮捕されると、新聞報道等される可能性が高く、致命的といえる状況になります。
今回車に乗り込んだのは繁華街でしたので、ビデオの撮影などにより、本人が特定される可能性も十分にありました。
そこで、早急に自首をすることを勧め、その場で警察に連絡を取り、事情を説明しました。
逮捕されることなく不起訴に
幸いなことに、車は無傷で発見されました。 捜査も任意で行ってもらえて、外部に本件が漏れることもありませんでした。
被害者の方には、ご迷惑をおかけしたお詫びと、相応の賠償金をお支払いすることにより、示談ができ、それにより、最終的に不起訴処分としてもらえました。
窃盗の自首
窃盗での自首は、うちの事務所でも初めての経験でした。 依頼者の、思い切りのよい判断により、大事に至らないで終わらせることができた案件です。