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立川の刑事事件の事例

立川の事例1

立川で起こった器物損壊事件

「酔っ払って、自動車を壊して、勾留されている。何とか助けて欲しい。」

そんな連絡を親族から貰い、早急に行動を起こしました。

直ぐに立川の警察まで接見に行き事実関係を確認。本人には、下手な言い訳はしないで、十分な反省を示すように話しました。

検察官に連絡して、被害者へのコンタクトを依頼しました。

親族から、早急に被害者への賠償を行ない、今後は本人を監督する旨の上申書を取得しました。これらの書類を添えて、勾留に対する不服申し立て(準抗告)を裁判所に提出しました。

即日準抗告が認められ、勾留2日目で釈放されました。その後、被害者側との示談が成立し、本件は不起訴で終了しました。

素早い初動が功を奏した事案でした。

 

立川の事例2

立川の路上で起こった、強制わいせつ事件

 

本人は捕まった後、反省の念から、何件も同じようなことをしていた、もうこんなことはしないと自白しました。

依頼を受けた我々は、全ての件について、被害者の方々と示談するよう動きました。しかし、被害者のうち、2名はどうしても、許したくないということで示談できませんでした。

そのお気持ちも当然だと思い、示談できずとも、賠償金をせめて受けとって欲しいと打診しましたが、被害者の方々は、それすらも拒否しました。それ程にお怒りが大きかったということでしょう。

示談できないおふた方については、起訴となりました。

私どもも、示談を無理に進めるのではなく、検察官に被害者に連絡とってほしいと依頼をして、また、判決後であっても、被害者が望むのであれは、賠償金を支払える体制を整えました。

このような体制を整えていたことと、本人が余罪についても自白したことが認められ結果は執行猶予となりました。

被害者の怒りが大きい場合には、無理に示談を進めるのではなく、慰謝の措置を丁寧に整えることが重要だと思い知った案件です。

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