国選弁護の話
先日、私の刑事裁判のホームページを見て、親族の弁護のことで相談してきた方がおられました。結局、被告人ご本人が国選を頼むということで、私は受任しないで終わった案件なのですが、その後再びその親族の方から電話をいただきました。電話の内容は、その国選弁護人についてです。
「保釈申請をお願いしたところ、国選弁護人は保釈などしないと言って、とりあってくれなかった。どうしてもと頼んだところ、保釈申請をしてくれて、即決裁判の事件ということもあり保釈は認められたが、その国選弁護士が、保釈の報酬と実費ということで、相当のを請求してきている。そのようなものを払う必要があるのか」という相談でした。(国選弁護人が被告人や家族に弁護士費用を請求することは、認められていません。)
その弁護士というのは、横浜弁護士会の所属で、名前も教えてもらいました。(もちろん、一方当事者から聞いただけの話ですし、公表しようなどとは夢にも思いませんが。)こういう話を聞くと、同じ弁護士として、本当に嫌な気分になります。国選事件というのは、半分はボランティアのようなものではなかったのでしょうか。これから、弁護士の人数も増えていき、好む好まないにかかわらず、弁護士の世界もどんどん変化していくと思います。ついていけない弁護士で、不正に手を染めるものも増えていくかもしれません。


