「学校に画像を送るよ」と脅した児童買春犯が逮捕! 脅すと逮捕の可能性は高まるの?

1 報道の概要

報道によると、SNSを通じて女子高校生と知り合い、去年7月から8月にかけて福井県内のホテルなどで、現金数万円を渡し、複数回みだらな行為をした児童買春の疑いがあるとして、会社員の男性が逮捕されました。

この容疑者は、女子高校生が会うことを拒否すると「学校に画像を送るよ」などとメッセージを送っていたということで、女子高校生が警察に相談し事件が発覚したとのことです。

このコラムでは、児童買春の事件で、被害者側を脅迫した場合の逮捕のリスクについて解説をいたします。

 

2 児童買春の逮捕の可能性

そもそも、通常逮捕の要件は、①罪を犯したと疑うに足りる相当な理由があること、②逮捕の必要性、つまり住所不定だったり、証拠を隠すおそれがあったり、逃亡したりするおそれがあることになります。

児童買春は、一般的にも、逮捕の可能性が比較的高い犯罪だと言われています。その理由の一つが、証拠隠蔽のしやすさ、もう一つが余罪の多さにあります。

現在、ほとんどの児童買春は、SNSを通じて行われてます。SNSの記録自体は、送っている犯人は比較的容易に削除することができます。さらには、被害児童に連絡して嘘の供述をするよう働きかけることも考えられます。そのため、早めに逮捕して、証拠を消したり証言を改ざんされないようにすることが肝心だといわれています。

また、児童買春をする人は、ほかにも児童買春をしていることも多いですし、児童ポルノを撮影したり、被害児童に児童ポルノを送ってもらっているということも多いです。余罪が多い分だけ、処罰も重くなり、社会的な影響も大きくなり、逃げる可能性や証拠を隠す可能性が高まります。それが、逮捕の必要性に結びつくと言われています。

解説する私自身が担当した児童買春の事件の実感ベースのところになりますが、被害児童が中学生以下だと認識して買春した場合は、一度検挙対象になってしまうと、自首しない限り、ほぼ間違いなく逮捕されているように思います。また被害児童が高校生と認識していた場合も、検挙対象の半数以上が逮捕されているように思います。

 

3 脅迫がある場合は、どうして逮捕の可能性が上がるのか

そして、脅迫がある場合は、①事件発覚の可能性が高まる、②検挙の可能性が高まる、③すでに被害児童にプレッシャーを与えている状況であり被害者に接触して証拠隠蔽もしやすいと判断されるということがあります。

まず、①ですが、脅迫されていると、被害児童の周囲の人(家族だったり学校の先生)がそれに気づいて、事件が発覚するということがよくあります。それによって、はじめて事件が発覚するということがありえます。

②については、そもそも捜査する優先順位も、脅している人を中心に捜査するでしょうから、ほかに加害者がいたとしても、その中で一番の検挙対象になり、逮捕の可能性が跳ね上がります。

最後に、③ですが、すでに被害児童がどこの誰か解っているという前提でないとそのような脅迫は使えないですから、たとえSNSをブロックしたとしても、被害児童に接触し、虚偽の証言をさせようと働きかけることは容易に想像できます。そのため、逮捕の可能性が格段に高まると言われています。

以上より、脅迫がある場合は、極めて危険な状況にあるといえるでしょう。

 

4 脅してしまったらどうしたらいいか?

脅迫をしてしまっている場合、事件の発覚の可能性も十分にありますし、発覚した場合は、ほぼ間違いなく逮捕されます。

また、もちろん悪質だと評価され、刑罰も重くなる傾向にあります。

逮捕を避ける上では、弁護士を伴って自首をすることが最も大切な回避方法です。

早めに、弁護士に相談していただき、自首をすることをおすすめします。

 

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