早朝、車の陰から飛び出してきた徘徊老人を引いた事例
解決期間:1年
最終結果:執行猶予
1、明け方4時前の事件でした
ほぼ徹夜の仕事をして、家に帰るときの事故です。 まさかそのような時間に、お年寄りが車の陰からいきなり出てくるとは思わないでしょう。
ブレーキをかけても間に合わず、結果的にひき殺してしまった事案です。
2、本当に自分が悪いのか
運転していた人は、自分がどこまで悪かったのか、納得できていない模様でした。確かに気の毒な面もあります。自分が運転していたとしても、事故を起こさなかったとは言い切れません。その一方、車の陰から飛び出してきたのが子供だとしても、相手が悪いと言えるのかは問われそうです。車の運転にはそれだけの責任が伴うことを納得していただきました。
3、執行猶予判決
遺族の方への謝罪、お見舞金の支払いなどを十分な弁護活動を行い、本人の反省と相まって、執行猶予判決となりました。