男性教諭が女性に対してわいせつな行為をしたとして逮捕されたとの報道!?

1 報道の概要

岐阜県の県立高校の男性教諭が、当時18歳の女性に対してわいせつな行為をしたとして、逮捕・起訴された。

岐阜県の発表によると、男性は今年6月、岐阜市内のコンビニ駐車場で、車内で助手席に座っていた当時18歳の女性に対し、およそ30分間マスク越しにキスをしたり、服の上から胸を触るなどの行為をしたとされている。
男性教諭は初公判で起訴内容を認めたという。

 

2 強制わいせつとは?

強制わいせつ罪は、「13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした」場合に成立する罪です。この点、強制わいせつ罪の「暴行」は広く解釈されており、相手の意思に反して相手の身体に力を加えれば、弱い力であっても「暴行」と認められることがあり、場合によってはわいせつな行為自体を暴行と捉え、強制わいせつ罪が成立することもあります。

ちなみに本件、詳細な事情は不明ですが、仮に相手の方が18歳未満だった場合には、強制わいせつのほかに児童買春等が成立した可能性もある事件といえます。

 

3 強制わいせつ罪には罰金刑がない

強制わいせつ罪の法定刑は6カ月から10年以内における懲役刑です。

罰金刑がないため、起訴される場合は必ず正式裁判となります。正式裁判となれば、身柄拘束が数カ月に及ぶおそれや、事件を起こしてしまったことが周囲に露見するおそれなどがあり、その後の生活への影響は甚大です。

そのため、不起訴処分として事件を終わらせることが最善であり、そのためには被害者の方との示談が重要となります。

 

4 強制わいせつ事件を起こしてしまった方は、ご相談ください

上述のとおり、強制わいせつ事件では示談を成立させて不起訴処分を目指すことが重要であり、そのためには経験のある刑事専門弁護士による弁護活動が不可欠です。

弊所ではこれまで多くの強制わいせつ事件の弁護活動を行い、示談を成立させて不起訴処分を獲得してきた実績があります。

強制わいせつ事件を起こしてしまい、不安を抱えている方は、弊所までご相談ください。

 

 

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