警察官がロレックス等を盗んだ疑いで逮捕されたとの報道!?

1 報道の概要

2021年6月2日、三重県警察が、高級腕時計等を盗んだとの疑いで現職の警察官を逮捕したとの報道がなされました。

報道によると、容疑者は、被害者宅に侵入し、高級腕時計「ロレックス」3本と指輪1個の計4点(計約1000万円相当)を盗んだ疑いがもたれているとのことです。

容疑者は盗んだもののうち腕時計2本をブランド品店に売却したとのことですが、その店がまさに被害者がその腕時計を購入した店だったことから、今回の件が発覚したそうです。

その他の被害品2点が現在どうなってしまっているのかは、報道からはまだ不明です。

 

2 窃盗罪が成立してしまうと?

本件で成立する犯罪は、住居侵入罪と窃盗罪という可能性が高いです。

窃盗罪が成立した場合、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金刑という法定刑が定められています。(なお細かい話ですが、住居侵入が窃盗の手段としてなされた場合、刑罰自体は窃盗罪の法定刑の枠内で決められます。)

例えば初犯の万引きであれば罰金刑となる可能性が高いです。

しかし本件では被害金額が約1000万円と、極めて高額になっています。ですので、罰金刑では済まず、正式裁判により懲役刑が科される可能性も高いと思います。

被害品がどこまで被害者様の手元に戻るかや、どれだけの範囲で被害弁償がなされるかにもよりますが、懲役刑に執行猶予が付かない(いわゆる実刑)可能性すらあると思います。

 

3 窃盗罪が成立した場合に弊所でお手伝いできること

上記で少しお話させていただきましたが、本件を始めとして窃盗罪では、被害品を返却すること、被害弁償を行うことに加えて、被害者様へしっかり謝罪することや、起訴するか不起訴とするかを決める検察官との交渉が重要になります。

これらがどこまでうまくいくか次第で、受ける刑罰は大きく異なってきます。上記全てが成功した場合、例えば本件のように被害額が極めて大きい場合でも、不起訴を獲得できる可能性が出てきます。

これらの活動は、理屈上は、加害者本人が行うことも可能です。

もっとも、被害者様は通常加害者からの直接の謝罪等は受け付けてくれないことが多く、また被害者様とのお話し合いや検察官との交渉では、専門の法律知識が必要となります。

ですので、やはり弁護士に任せるのが一番安全かつ確実な方法となります。

弊所では、本件のように被害額が大きい事件を始め、数多くの窃盗事件を取り扱ってきております。

もし現在窃盗罪の刑事責任を追及されてしまっている立場の方がいらっしゃいましたら、今すぐにご相談ください。

 

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執筆者情報

佐山 洸二郎Kojiro Sayama

弁護士法人 横浜パートナー法律事務所 弁護士