銃刀法違反で捜査を受けたが、 弁護士の説得により送致されず終了した事例

罪名:銃刀法違反

結果:不送致(警察段階で捜査が終了)

解決までの期間:約3週間
 

カッターナイフを車に置き忘れ・・・警察から銃刀法違反で捜査が開始

車の中のカーテンを調整するため、カッターナイフを使い、そのまま車中に置き忘れていた。

その際に、職質され、内部からカッターナイフが見つかったと、警察で捜査が開始されてしまいました。

このような事案の相談は多いです。車中に釣りの道具や、イベントで使用した際にカッターナイフや十徳ナイフを忘れていたような事案です。

前科がつくのを回避したい

「日常生活だったら、よくあることじゃないの?」、と思われるような事案であっても、最近では銃刀法の規制も厳しくなり、法定の長さを超える刃物と認定されると、捜査が開始されてしまいます。

この程度のことなら、捜査機関も分かってくれるはず、と思われるかもしれません。

ですが、上記のような事案でも、そのまま放置してしまうと、法定の規制に客観的には抵触する以上、淡々と罰金刑に処されてしまいます。

罰金刑である以上、記録としては、「前科」ということになってしまいます。

 

イメージとは別に難しい弁護活動

「カッターナイフを置き忘れていただけなのに」というイメージだと思うのですが、弁護活動は非常に難しいです。

世間の意識とは別に、銃刀法違反は、客観的な刃物の性質、長さなどで違反となってしまい、警察の捜査が開始されている以上、それらの客観的な要件は満たしていることが多いのです。

これを覆すのは、かなりの難しさです。

今回の事案では、カッターナイフが古びており危険性が低いこと、置き忘れた期間も非常に短かったこと、使用目的であるカーテンレールの画像なども収集し、それらも提示できること、これらの事情を、警察官に粘り強く示し続けました。

本件が処罰に値するほどの危険性がなかったということを、繰り返し伝えたのです。

 

粘り強い働き掛けの結果

上記のように警察に、実質的な危険性がないことを弁護士を通じて示し続けたことで、今回は、検察官に送致せずに捜査を終了するという結果を獲得することができました。

 

感想

警察としても、客観的に要件を満たしているので、本来は送致して罰金になる事案だと再三言っておりました。
こちらが、今回の件で前科が付くのが不服だという想いを伝えるため、粘り強い主張を続けたこともあり、比較的軽微な罰金事案で、弁護士とバチバチやり合うのが不相当だという判断もあったのかもしれません。

本件のように、一般的なイメージとは違い、弁護活動が非常に難しい案件でしたが、粘り強く戦うことで、前科を回避できた一例です。

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