粘り強い示談交渉により不起訴処分となった事件

罪名:強盗致傷
解決までの期間:3か月

最終処分:不起訴処分

依頼者:母

示談交渉がうまくいかない

示談交渉してきましたが、うまくいきません」と本人の母親から相談を受けました。

息子が、口論になった末、被害者を転ばせてしまい、怪我をさせてしまったとのこと。母親は被害者と直接連絡を取り、示談交渉を続けてきましたが、被害者が感情的になってしまい話を進めることができないということでした。

難航する示談交渉

事件を起こした当事者同士で話合いをすると、被害者の方がどうしても感情的になってしまい、うまくいかないことが多いです。一方、弁護士は第三者としての立場で接することができますから、感情的にならずに話合いができることが多いのです。

しかし、この件の被害者は、弁護士に対してもかなり感情的でした。何度か連絡をとったものの、最終的には怒鳴られてしまう有様でした。

複数の弁護士による対応

人と人との関係は、どのような関係であっても、相性というものがあります。それは、被害者と弁護士であっても同じです。ある弁護士では進まなかった話合いも、別の弁護士が対応すると、すぐに話合いが進むということもあります。

この件では、最初に対応した弁護士との間では話が進まなかったため、違う弁護士が対応することになりました。

示談の進展

弁護士を変えると、被害者に話を聞いてもらえるようになりました。被害者としても、弁護士が変わって説明の仕方が変化したことで心境に変化があり、話を聞く気になったとのことでした。本人の両親とも相談しながら、示談の条件を詰めていき、最終的には、示談が成立しました。

検察官にその旨をすぐに報告し、不起訴処分が下されました。

被害者は、まさに「被害」を被っているわけですから、感情的になるのは当然です。しかし、被害者にとっても、怒りながら日々を過ごしていくよりも、納得して心穏やかに暮らせる方が、より望ましいはずです。感情的になったからといって、すぐに諦めるのではなく、被害者に納得してもらえるような接し方をすることが重要だと改めて確認させられた事件でした。

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